最近のキャラクター蕩尽

ドリクラ

 発売当時は『ラブプラス』に操を立てて触れなかった『ドリームクラブ』シリーズを一昨年からちょくちょくとプレイしているのですが、飲酒画面で実際に安ウィスキーを舐め遅々と進まず*1、楽曲とモーションと肉感が良すぎてダンス動画ばかり何時間も凝視してしまい、アイリさんを完璧な生物と感じたので今年なぜか発売されたソロアルバムも購入しました。

 ボカロ感強めの寄せ方で、壊れた酔い歌唱をループした後では食い足りませんでしたが、ともかく細々とでも展開が続くと期待は増し、VR対応の新作でバーチャル泥酔するまでは死ねないなと思います。

 VRエロゲで「ご主人様」と呼ばれ過ぎて「お客様」の距離感がかえって心地良く、アイマスシリーズという楽園を相対化するためにも、ドリクラの言い繕いようのない政治的な正しくなさと洗練されたオジン臭い下品な快楽が切実に要求されてしまい、「歌舞と酩酊と娼婦に人生が尽きる」という確信に童貞のまま到達したことに難儀している近頃です。

「凍えた肉球に寄り添う微かなタマタマ」という歌詞がシュルレアリスティックです。(14:10)

 音楽と性的興奮のリズムを同期させるほど極めてはおらず、たまにエロMMD動画を観ても消音して運動イメージだけに集中するタイプなのですが、美月氏フラジャリティにはがっつり参ってダンスは当然、飲酒画面で見つめ合うだけでも射精してしまう自分にへこみ、『キラキラハッピー★ ひらけ!ここたま』が同じう高橋未奈美氏の主演なので、責任を取って観ようと思います。

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 こころさんのように心労で死ななければいいのですが

 アイマス

 最近デレステで喜多日菜子氏に声が付き、最初のSSRを14万円で引いて*2ファン数200万人超まで付き合い続けている身としては、何かオタ文章でも書くべきかなと思ったのですが、画面の中の女の子が可愛すぎることよりも画面の中に入れてしまったオタの生き方こそが大問題であり、あるキャラクター個体への愛着よりは、個体から個体への移行の仕方をこそ記述したいと考えています。

 デレステ初期はCVの付いていないキャラに拘り、「声が無いのに確固たる肉体はある」ことに新鮮なポリゴン美少女体験を求めた人形愛者だったのですが、質量共に狂った視覚像の氾濫するこの時代に、最後の欲望の対象、つまり情報やシステムに還元され尽くされない肉体の唯一性は声の領域に宿ると思われ、人工身体から声優に超越をずらすオタ回路も認識内に並走させています。

www.nicovideo.jp 喜多日菜子氏のような妄想キャラは観念奔逸たる自らの理想自我として全般好きで、『アイドルタイムプリパラ』の夢川ゆい氏*3はもちろん、『我が家のお稲荷さま。』アニメ版の佐倉美咲氏も忘れがたく、あと『緋弾のアリア』白雪さんのキャラソンを未だに聴いてしまいます。

 伊瀬茉莉也氏は『殺戮の天使』が異様に艶っぽくてすげえと思いましたが、高橋美佳子氏は最近飢餓感があります。

 ゆめかわなパジャマ姿の中谷育氏を17.3インチの縦画面で踊らせ見つめ合い続けていると、最悪の形でシリーズの上澄みをすくう罪悪感が著しいので、11年間無視し続けた初代アイマスニコマス文化を勉強すべく、初めてニコニコのプレミアム会員に入りましたが、アイマス楽曲が全部で何百曲あるのか数え切れず聴き切れず、心が折れています。

プリコネ

 対応機種の少ないデレステARをやりたいがためGalaxy S7のジャンク品を買ってしまい、自然ソシャゲを漁った中では『プリンセスコネクト!Re:Dive』が声優ゲーとして継続可能で、『ろこどる』以来ボンクラ魂をそそり続ける伊藤美来氏演じる銀髪キャラ・コッコロちゃんは、舌の上で転がるような名前の響きとお慕い甘やかしノリがたまらず、VRエロゲのせいで想像力の枯渇した中年オタでも妄想オナニーに供し得ることをここに告白しておきます。
 
 『ちおちゃんの通学路』ロス*4大空直美氏の男の娘キャラも沁み、『つぐもも』その他のこまっしゃくれ感と緒方智絵里氏のダダ甘フラジャイルとをなめらかに変転させる奇跡の結節点として、『のうコメ』箱庭ゆらぎ氏の甘い小生意気が今になって価値を増すように感じています。

www.nicovideo.jp 木戸衣吹氏の変わらないチープさは、『おにあい』と『エロマンガ先生』を筆頭に、若い身空にドープなオタの欲望を背負い込ませてしまったことへの贖罪として引き受けたいところがあり、ミリシタでの音痴演技には一周回った凄みも感じます。

 『のうコメ』以来欠乏気味な辻あゆみ氏の金髪ロリにも、『極上生徒会』まで遡る最高のアニメ体験の数々が振り返られ、引き締まった明瞭さと快い粘り気の両立した植田佳奈氏をここまで堪能できるのも、『学園アリス』か『ぺとぺとさん』以来かと思われます。
 
 高森奈津美氏のキャスティングが快活系に偏る傾向に不満感は募りますが、小清水亜美氏と原紗友里氏は気弱系で快楽度数が高く、浅倉杏美氏をベタなエロキャラに振っているのも嫌とは言えず、日高里菜氏も小倉唯氏も結局こってり甘いロリに振るのが正解とも認めてしまえば、洪水のような美少女群で無限に射精可能な状況に生きることをあえて選択してしまったわが行状を糊塗するために、しばらくはバタイユに集中したい気分です。
 
 いずれにせよ、至高なものは、守ることのできないものなのだ。至高なものを守ろうとすると、至高なものを裏切ることになる。だから、人間を価値あるものにしているもの、人間の名誉、人間の尊厳は、アンドレ・ジィドが言うように、犬の餌なのだ。

 私のなかには、至高なものの廃墟しかない。

(P.140「取るか棄てるか」)

ランスの大聖堂 (ちくま学芸文庫)

ランスの大聖堂 (ちくま学芸文庫)

 
 

 もちろん『若おかみは小学生!』を観に行きたいのですが金が無く、『フリクリ プログレ』こそガイナックス的なものに対する苛立ちに駆動され続けた青春に蹴りを付けるために観に行くべきかと迷いますが、『プリンセスメーカー』が難しすぎてどうしても娘を娼婦にしてしまうことの責任を取るために『ぷちぷり*ユーシィ』を見たほうがいい気もしますし、エロメイド服の利便性に落とし前をつけるために『これが私のご主人様』も消化しておきたく思われ、『ウテナ』と『フリクリ』と『トップをねらえ2!』で足踏みするような榎戸洋司ファンへの不信感が『忘却の旋律』を忘れがたい作品にしているとすれば、『少女歌劇レヴュースタァライト』の軽薄さに苛立つのも当然でした。そのあたりを消化してあるがままの今を、徹底した表層性に見える時代を肯定するためにオタ活動は続けたいのですが、しょうもなさに死ぬようなエロス的現実の記述も自らに義務付けたいところです。

 バーチャルセックスに飽きたあとは美少女になって歌って踊るのが最後に残ったオタ享楽の可能性かと思うのですが、『カスタムメイド』シリーズは下半身がどっしりしたエロゲ体型ゆえに母性を託しやすくもダンスが映えず、あとマルドロールちゃんは大画面でデレステをやりすぎて北斗の拳みたいになり、中指の筋肉が引き攣っただけでもやる気がなくなる子なので、おとなしく土方巽でも読みます。

*1:インタラクティブ飲酒システム

*2:直後にスカウトチケットが実装され、ガチャ文化に翻弄される主体の無力さと陶酔の味を初めて知った

*3:諸貧困ゆえ、寝て起きて米ばかり食べている神秘主義者なので、やる気・元気・寝起きなこめかわアイドルの全存在が沁みます

*4:『邪神ちゃんドロップキック』を喪った悲しみも深く、最近アニメの最終回が辛い